MENU

DEBUGSCOPE - MSDB01R

MIZOUE PROJECT JAPAN with RORZE

DEBUGSCOPE

オシロスコープ機能

電圧レンジ設定、時間レンジ設定、トリガ設定、オートスケールなどオシロスコープとしての基本機能が備わっています。

スペクトログラム機能

FFTトリガ機能

 
周波数の時間的変化や特徴を見ることができます。横軸は周波数、縦軸は時間、輝度が周波数成分の経時変化を表します。 周波数範囲とレベルを設定し、シングルトリガを行います。FFTトリガを使用すると、特定の周期がトリガレベルを超えたとき、ピンポイントでトリガをかけるこができます。

データロガー機能

データロガー機能はパソコンのハードディスクにデータを記録するため、長時間・大容量のデータが記録可能です。ロギング時間の設定のほか、各種トリガ要因によるロギングの開始条件・停止条件を設定することができ、ロギングの開始・停止タイミングを、接点開閉やアラーム信号と同調させて使用することが可能です。

[データロガー機能を使って通信波形を確認する]

データロガー機能を使用すると、オシロスコープやプロトコルアナライザでは捉えにくい波形もパソコンに全て保存し、後から解析することができます。下図の例では、機器間の通信状態をデータロギング機能でパソコンに保存し、付属のデータ解析ソフトウェアを使い波形を解析します。トリガ検索機能を使い、通信の送受信の切り替わる瞬間の波形を確認します。

プリトリガ機能

プリトリガ機能は、トリガ信号を基準に前後のデータを測定できる機能です。本体の内蔵メモリにデータを記録するため、「データロガー機能」よりも高速なデータロギングが可能です。測定開始後は、本体とPCを切り離すことができます。内蔵メモリへのデータ記録完了後は再度PCにUSB接続し、本体に記憶したデータをファイルに書き出すことができます。

[プリトリガ機能の特長]

●最大サンプリングレート2MS/s(2ch動作時)
●レコード長512kポイント(チャンネルあたり)
●オシロスコープと同様に、CH1、CH2、EXTのトリガ種類を選択できます。設定後、本体をパソコンから切り離せます。
内蔵メモリへ記録したデータは、測定完了後、再度PCとUSB接続し、データをファイルに書き出すことができます。

 

 

製品同梱物

仕様

基本構成・性能
チャンネル数 2チャンネル(対PCおよび対ACアダプタ絶縁)
入力設定 AC、DC
入力インピーダンス 1MΩ
入力許容電圧 ±10V
垂直軸レンジ 10mV/div~2V/div @ x 1 プローブ
100mV/div ~ 20V/div @ x 10 プローブ
1V/div~200V/div @ x 100 プローブ
DC確度 ±(3% + 5mV)
周波数特性

DC ~25MHz

データ分解能 8ビット
最大レコード長 オシロスコープモード:1024ポイント
プリトリガモード:512ポイント
最大サンプリングレート オシロスコープモード:100MS/s (2ch動作時)
データロガーモード:100kS/s (2ch動作時)
プリトリガモード:2MS/s (2ch動作時)
水平軸レンジ オシロスコープモード:500ns/div ~10s/div
データロガーモード:10us ~5s
プリトリガモード:5us/div ~ 10s/div
水平軸最大分解能 10ns
水平軸範囲 10div
表示ポイント数 500
ポジション最小移動単位 0.03125divs
トリガタイプ エッジトリガ
トリガモード オート・ノーマル・シングル
トリガポジション範囲 8div
自動測定 最大値、最小値、平均値、尖頭値、ピーク周波数/レベル
オートスケール周波数範囲 10Hzから15MHz (ノイズのない周期波形の場合のみ)
カーソル測定 時間・周波数差、電圧差自動測定
プローブ比設定 1:1、10:1、100:1
波形演算 FFT(スペクトル表示)
データ記録時間 最大24時間またはファイルサイズ2GBまで
動作環境条件 +5℃~+35℃、5%~85%(結露無きこと)
保存環境条件 -40℃~+70℃
外形寸法(WxHxD) 117.5mmx36.9mmx131mm
質量 約260g
アナログ信号入力 BNC×2
外部端子 全面:FUNCTION端子(EXTトリガ/CAL)
背面:USB(B)、FG端子、外部拡張コネクタ(モジュラジャック)
電源端子 DCジャック
PC動作環境
HDD空き容量 2.1GB以上
対応OS Windows 11、10

ワイヤレスモーションアンプ

ワイヤレスモーションアンプとは、機器不具合の3大要素の一つである振動(加速度、角速度)を、ワイヤレスで計測・可視化するための計測ツールです。3チャンネルのアナログ出力を搭載しており、ワイヤレス・センサモジュールから無線で取得した計測信号をアナログ信号で出力します。アナログ信号の入力が可能な計測器であれば、どんなものとでも組み合わせて使用できます。

 

用途に合わせてセンサモジュールを選択

センサモジュールは、無線3軸加速度センサ、加速度と角速度が同時に検出できる6軸モーションセンサの2タイプを取り揃えています。

 

無線3軸加速度センサ 無線6軸モーションセンサ


小型、軽量のワイヤレスモジュールで設置が簡単に

センサモジュールは小型・軽量のBluetooth内蔵の無線通信機器になりますので、配線を気にせず、設置することが可能です。

お手持ちの計測器に接続して、出力波形をモニタリング 

ワイヤレスモーションアンプは計測器に接続して、ご使用いただけます。 アナログ入力が可能な計測器であれば、何にでも接続することが可能です。ワイヤレスモーションアンプの出力アナログ信号は本体のMODEスイッチで設定することができます。
また、ペアリングソフトウェアをお使いいただくと、最大6種類(加速度3軸、角速度3軸)の中から任意で3種類を選択して、設定することができます。

ペアリングソフトウェア

ペアリングソフトウェアはワイヤレスモーションアンプ本体とパソコンをUSBケーブルで接続して、ご使用いただけます。 使用するセンサモジュールの登録(ペアリング)、出力アナログチャンネルの設定、計測値の簡易モニタリングが行えます。

 

本体外観

 

ワイヤレスモーションアンプ仕様

基本構成

型番 MSDB-AMP2-BT
電源電圧 5V±5%
消費電流 300mA (typ)
使用周囲温度 5~35℃
使用周囲湿度 5~85% (結露なきこと)
Bluetooth 認証 Bluetooth Ver.2.0 準拠
通信距離 最長10m
センサ信号出力 電圧範囲 -2~+2V
分解能 加速度:10bit  (MSDB-XYZ□□G-BT使用時は 1msec)
角速度:12bit
サンプリング周期 加速度:0.5msec (MSDB-XYZ□□G-BT使用時は 1msec)
角速度:2msec
通信機能 伝送方式 USB 2.0
出力信号切替(MODEスイッチ) 詳細は下表を参照
接続切替

0       :自動接続   

1~E :アドレス指定で接続

F       :検査用

外形寸法 117.5(W)×36.9(H)×131(D)mm
重量 約180g

 

出力信号切替(MODEスイッチ)

MODE CH1 CH2 CH3
[Acc] 加速度(X) 加速度(Y) 加速度(Z)
[Gyro] 角速度(X) 角速度(Y) 角速度(Z)
[User]※1 ユーザ設定 ユーザ設定 ユーザ設定

 

ペアリングソフトウェア PC動作環境

対応OS Microsoft Windows 11、10
通信インターフェイス USB 2.0